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毎年秋~冬にかけて草の実による被害が多発します。一番多いのが写真の草の実が耳の中に入ってしまうこと。お散歩後に首を振り始める、耳をひっかく、痛がるなどの症状が見られたら要注意です。
この草の実が自然に排出される可能性は少ないので、早急に摘出する必要があります。草の実によって耳道の腫れや鼓膜損傷が起こってしまいます。
1日程度すると症状が軽くなることがありますが、草の実は入ったままのことがほとんどです。気になる症状があれば必ず動物病院を受診してください。
耳以外では指の間に草の実が入って化膿することがあります。指の間が腫れてきた、痛がるなどの症状があれば入っているかもしれません。
これは結構厄介で、時間が経過しないと草の実が出てこなかったり、皮膚の下を探しても見つからなかったりと獣医泣かせのケースも少なくありません。
お散歩後はブラッシングをして被毛に着いた草の実をしっかり取ってあげてくださいね。